1AプレイヤーであるHiroyukiがsOMEThING名義で新たに手がけたオフストリングヨーヨー。
積極的にオフストリングプレイヤー達のフィーリングに耳を傾け完成しました。
程よいサラサラ感を残して削りだされたデルリンボディに、6061アルミニウムのウェイトを搭載しました。
外周部のラウンド形状とは対照的なリバースカーブを描く内側の形状が、極限までローエッジ化を可能にしました。
また、ギャップ幅にもこだわり、リジェネレーショントリックにも対応しています。
メタルウェイトの生み出す回転力と、バランスのとれたデルリンボディの心地よさを体感してください。

日本が世界に誇るレジェンドで、スタイルの異なる2人のオフストリングプレイヤー"大西翼(オニッキー)"さん と“江藤ケンジ”さんに使い込んでもらい、レビューを書いてもらいました。

2010,2004世界チャンピオン　Tsubasa Onishi(オニッキー) レビュー:
今回このヨーヨーを手にしてまず最初に思ったことはボディー表面の滑らかさが凄い鮮やかでグラインドなどがやりやすそうだなと思いました。実際に使わせていただいてその滑らかなボディーが独特のフィーリングを生み出し、一技一技やっていて気持ち良いと感じました。内側にリムが入っているためロングスリープな上コントロールもしやすく、レール系から体を使う系の技まで上手く扱えると思います。ギャップ幅もちょうど良く全オフストプレイヤーに好まれる幅だと思います。リジェネレーションもやりやすいです。オフストリング初心者～上級者向まで幅広くおすすめできる機種で、他の部門の方も一つ持っていたらオフストリングで遊ぶ時に最適なヨーヨーだと思いました。

Kenji Etoレビュー :
他社のオフスト機種と異なる点で、一定の傾斜におけるスリープロスの少なさは特に印象的でした。この構造はオフストリングにおけるホリゾンタルコンボの発展を飛躍させるかもしれません。
独自規格のパッドでは無く、様々なパッドとも互換性が高い事はとても好印象です。パッドの組み合わせ次第で、それぞれのプレイヤーに合ったレスポンスがきっと見つかると思います。さらにシムを使えば使用感の幅は一気に広がるでしょう。
総合的な使用感に関しても非常にバランスが取れた機種であり、初心者から上級者、第一線の競技者まで使えるヨーヨーだと感じました。
尚、正式モデルとしてデルリン+金属リムというオフストリング機種が発売されるのは、おそらく世界初では無いでしょうか？
一オフストプレイヤーとして、新たな試みに挑戦し形に変えてくれたHiroyukiに敬意を表します。

※ヨーヨーアディクト引用

直径：	75.55mm
幅：	56.51mm
重量：	79.5g
バインド：	必須
レスポンス：	Ｋパッドスリム、YYJシリコンパッド
ベアリング：	サイズC(大径)